発行日 2013年10月1日
Published Date 2013/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2014007164
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脛骨骨折の初期治療に創外固定を用いた二期的内固定術の治療経験について報告した。脛骨骨幹部・遠位部骨折に対し初期治療に創外固定を用い、二期的内固定術を施行した7例を対象とした。同時期に一期的内固定術を施行した11例を比較対象とした。合併症はピン刺入部感染を1例認めた。骨癒合率は全例骨癒合したが、1例は遷延治癒であった。一期的内固定術との比較では、骨癒合期間は二期的内固定術93.3日、一期的内固定術63.7日であった。内固定に要した手術時間は二期的内固定術81.1分、一期的内固定術104.6分であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013