発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012359087
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2006年6月~2008年5月までの東海地区における整形外科術後VTE(静脈血栓塞栓症)発生の季節変動に関する多施設調査を行った。その結果、股関節手術における術後深部静脈血栓症(DVT)発生率は春に有意に高く、夏にも高い傾向を示した。一方、TKA、THA/骨盤骨切り術、脊椎手術では術後DVT発生率に季節間の有意差はみられなかった。尚、術後PTE(肺血栓塞栓症)の発生率はTKA、THA/骨盤骨切り術、股関節骨折手術、脊椎手術いずれの手術においても季節間の有意差は認められなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012