発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012061423
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生物学的製剤による治療中に人工股関節全置換術(THA)を施行した関節リウマチ4例4股を対象とし、治療効果および疾患活動性について検討した。生物学的製剤治療前、THA術前、術後24週のdisease activity score(DAS) 28-ESRを算出してEuropean league against rheumatism判定基準で評価し、更に術前および術後24週のJOAスコアも算出し評価した。その結果、全例ともTHA後にJOAスコアは改善し、生物学的製剤治療により4例中3例でDAS 28による疾患活動性も改善した。THA後に更に疾患活動性が改善した症例は1例のみであった。
©Nankodo Co., Ltd., 2011