発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012061422
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脊髄腫瘍手術症例100例を対象に、1976年~2004年迄の50例(A群)と2005年~2009年迄の50例(B群)の2群に分け比較を行った。B群はA群に比べ50歳未満が減少、60歳以上が増加し、平均年齢も高齢化していた。症状発現から診断までの期間が1ヵ月未満(早期診断)の症例はB群で、1ヵ月以上の症例はA群で有意に多かった。診断までに1ヵ月以上要した症例は両群とも胸椎、胸腰椎移行部発生が過半数を占め、またB群では約半数が診断までに6ヵ月以上を要していた。
©Nankodo Co., Ltd., 2011