発行日 2008年12月1日
Published Date 2008/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2009068040
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関節リウマチの治療として、インフリキシマブ(IFX)からエタネルセプト(ETN)に切り替えたA群13例(男3例、女10例、平均年齢57.8歳)、およびETNからIFXに切り替えたB群2例(男女各1例、平均年齢58.0歳)を対象として、それぞれの治療継続率、合併症、治療効果を検討した。両群とも24週間までの継続率は100%であった。A群の有害事象はしびれ感、注射部位反応、咽頭炎各1例ずつの計3例であったが、重篤なものはなく、B群では有害事象を認めなかった。A群の76.9%、B群の50%において、EULAR基準のmoderate response以上の治療効果を認めた。
©Nankodo Co., Ltd., 2008