発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2011338926
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内側型変形性膝関節症に対しMini-keel tibial componentを用いて最小侵襲人工膝関節全置換術を施行した88膝(男11膝・女77膝)について術後成績を検討した。平均観察期間は2年9ヵ月で、術後のJOAスコア、可動域、X線評価はいずれも良好であった。合併症は、脛骨側にstem extensionを使用していない2膝に脛骨コンポーネントの沈下を認めた。最小侵襲人工膝関節全置換術で従来の脛骨コンポーネント(conventional-tibia)を使用した70例と手術時間を比較したところ、Mini-keel tibial componentを用いた群で有意に手術時間は短かった。
©Nankodo Co., Ltd., 2011