発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003150377
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腰野分類のgrade 3,4に相当する内側型変形性膝関節症(内側型OA膝)に対して高位脛骨骨切り術(HTO)或いは人工膝関節全置換術(TKA)を施行し,2年以上経過し直接調査可能であった症例を対象としてHT0とTKAの手術成績を比較・検討した.HTOを行ったのは19例21膝(男2例2膝,女17例19膝,grade 3:6膝,grade 4:15膝),TKAを行ったのは16例22膝(男1例1膝,女15例21膝,grade 3:12膝,grade 4:10膝)であった.検討の結果,HTO群は手術侵襲,関節可動域の点で有利な手術法であり,TKA群は入院期間の点で有利な手術法であった
©Nankodo Co., Ltd., 2003