発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2011143729
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骨粗鬆症性脊椎椎体骨折後の偽関節に対し、インストゥルメンテーション併用のハイドロキシアパタイトブロックによる椎体形成術を施行した10例(平均年齢77.7歳)の術後成績(術後平均21.3ヵ月)を検討した。後彎角は術直後に有意に改善したが、最終調査時には再度後彎が進行していた。JOAスコアは術前後で腰痛、下肢痛および痺れ、歩行能力が有意に改善したが、平均改善率は腰痛が下肢痛および痺れに比べ有意に悪かった。合併症は重篤なものは認めなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2011