発行日 2009年7月1日
Published Date 2009/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2009271661
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骨粗鬆症性椎体骨折患者を対象に、骨折部が陥入した状態でのギプスベッドを用いて保存的治療を行った。骨粗鬆症性椎体骨折患者55例58椎体を対象とした。仰臥位での過伸展を防ぐことのみを徹底しつつ、早期に離床・歩行させ、その結果について検討した。治療開始後3ヵ月での骨癒合は47椎体(81%)で得られた。圧潰率は、開始前と比べ、平均7.3ポイント低下していた。また、初期の3日間で、痛みは軽減した。この方法は有用であると思われた。
©Nankodo Co., Ltd., 2009