発行日 2007年12月1日
Published Date 2007/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008060710
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74歳男。腰部を打撲後1ヵ月して誘因なく左下肢痛が出現し歩行困難となった。MRIではL4/L5左椎間関節近傍にT1強調像で低信号、T2強調像で高信号の嚢腫像を認め、左椎間関節に水腫を認めた。非ステロイド性抗炎症薬を投与し精査を予定していたが、左下肢痛出現後2週目より疼痛は完全に消失した。受傷5ヵ月後のMRIでは嚢腫の消失、関節水腫の消退を認め、6年後現在再発は認めていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2007