経験と考察
腰椎椎間関節嚢腫の治療経験
木谷 聡
1
,
安竹 秀俊
,
堀井 健志
,
橋本 典之
,
上島 謙一
,
藤田 健司
1石川県立中央病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
滑膜嚢胞
,
ガングリオン
,
MRI
,
脊椎疾患
,
腰椎
,
椎間関節
,
脊椎不安定症
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Lumbar Vertebrae
,
Radiography
,
Spinal Diseases
,
Synovial Cyst
,
Zygapophyseal Joint
,
Ganglion Cysts
pp.407-410
発行日 2017年5月1日
Published Date 2017/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2017275230
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過去5年間の腰椎椎間関節嚢腫手術症例8例(男性7齢、女性1例、年齢57~86歳、平均年齢70.8歳)について報告した。全例が椎間関節の変性、腰椎の不安定性を生じていた。また、8例中3例は腰椎手術歴があり、開窓手術後で内側の椎間関節切除が行われていた。前回手術後2~8ヵ月で症状が出現し、病変高位は前回の手術部位と一致していた。病理診断は5例で行われ、ガングリオン1例、滑膜嚢腫4例であった。
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