発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007308713
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対象は4例4関節(全例女性、手術時平均年齢58.3歳)で、術後観察期間は平均2.5年であった。3例に対してはフルポーラスコーティングステムを使用し、2回の骨切り術後で大腿骨径が細く近位部の変形が高度であった1例に対してはモジュラーステムで対応した。4例とも初期固定性は良好であり、日整会股関節機能判定基準は術前平均42.3点から術後平均88.5点に改善し、術後1年のX線的評価ではEnghの分類にて全例bone ingrown fixationが得られた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007