発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006314591
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14歳女.患者は6歳時にすべり台で遊んでいて右足関節外果裂離骨折を受傷し,2週間のギブス固定で保存的に治療を受けた.その後,階段で左足関節を内がえし強制し初診となった.左足関節捻挫の診断により装具療法で保存的に治療を受けたが,再度,体育の授業で右足関節の内がえし強制し,外果骨折を生じた.以後,この小児期の足関節外果裂離骨折が偽関節となったまま成長したため手術を施行し,6週間のギブス固定を行った.術後3ヶ月で骨癒合が得られ,術後1年で抜釘となった.抜釘後のストレスX線像でもTTA 6°,AD 6mmで不安定性を認めず,経過良好であった
©Nankodo Co., Ltd., 2006