発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2016298082
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
著者らの施設を受診した足関節捻挫403例を対象に、前距腓靱帯(ATFL)viewを用いて損傷形態、特に外側靱帯付着部骨折について調査した。その結果、骨折と診断されたものは88例(21.8%)であった。骨端線閉鎖前では骨折は1/3以上に認め、ATFL付着部剥離骨折が多かった。ATFL付着部剥離骨折の80%以上は通常のX線撮影では診断できず、ATFL viewが有用であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2016