発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006169687
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不安定性を有する腰椎椎間板ヘルニア24例(男性11例,女性13例,手術時年齢15~52歳)を対象にLove法を施行し,その術後成績を検討した.1年~11年1ヵ月(平均4年3ヵ月)にわたる術後経過観察期間の結果,1)JOAスコアは術前平均8.8点が最終観察時平均22.6点となり,改善率は平均63.1%であった.2)術後,同一椎間のヘルニア再発は6例(24%)に認められ,改善率50%以下の術後成績不良7例の検討では,6例が再発例でいずれも同一椎間のヘルニア再発であった.3)ヘルニア再発の有無によるJOAスコア改善率は,ヘルニア非再発例83.6%,再発例11.7%と,非再発例の改善率が有意に高かった
©Nankodo Co., Ltd., 2006