発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006105256
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骨粗鬆症における活性型ビタミンD3(VD3)投与時の骨型アルカリホスファターゼ(BAP)について,BAPと骨密度(BMD)の推移をretrospctive sutudyに検討した.原発性骨粗鬆症と診断され,VD3投与後3年以上が経過した37例を対象とした.VD3投与によりBAP値,BMD変化率とも治療前に比べ有意な経時的変化は認められなかった.しかし,BAP値とBMD変化率は有意な負の相関を示し,経時的に変化した.BAPの抑制程度がBMDの増加予測に有用である可能性が示唆された
©Nankodo Co., Ltd., 2006