経験と考察
踵骨関節内骨折後の変形性距骨下関節症に対する関節鏡視下距骨下関節固定術の成績
菊池 亮
1
,
高尾 昌人
,
宮本 亘
,
三木 慎也
,
河野 博隆
1大野中央病院 整形外科
キーワード:
自家移植
,
関節鏡法
,
関節固定術
,
変形性関節症
,
骨移植
,
内固定法
,
掻爬術
,
X線CT
,
距骨下関節
,
骨折治癒
,
治療成績
,
骨折-関節内
,
踵骨骨折
Keyword:
Arthroscopy
,
Arthrodesis
,
Curettage
,
Fracture Fixation, Internal
,
Osteoarthritis
,
Subtalar Joint
,
Transplantation, Autologous
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Bone Transplantation
,
Fracture Healing
,
Treatment Outcome
,
Intra-Articular Fractures
pp.235-238
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2016169117
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踵骨関節内骨折後の変形性距骨下関節症に対して関節鏡視下距骨下関節固定術を行った6例の術後成績について検討した。男性5例、女性1例で、平均年齢は52歳、術後平均観察期間は34ヵ月であった。手術は後方2ポータルアプローチで行い、全例に自家骨移植術を併用した。その結果、全例に骨癒合が得られ、骨癒合に要した期間は平均10.2週であった。術後合併症はみられず、JSSFスケールは術前平均38.0点から術後平均67.5点へ有意に改善した。
©Nankodo Co., Ltd., 2016