発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005190832
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転移性骨腫瘍の疑いの34例にCTガイド下針生検を行った.正診率は100%であり,合併症は認めなかった.腫瘍細胞が同定されたのは22例で,そのうち14例は採取された組織結果により,原発巣やや癌種の診断が可能であった.4例は原発巣や癌種を診断できず,免疫組織化学染色により2例が肺の腺癌と診断された.CTガイド下針生検は適応症例を慎重に選ぶことが必要であり,原発不明癌の原発巣探索には確実な組織採取と免疫組織化学染色による検討が必要であると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2005