発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005037777
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60歳女.約10年前より左手関節痛を繰り返していたが放置していた.軽作業により左手関節痛が増強した.X線像で左舟状骨の異常を指摘された.CTおよびMRI所見より,舟状骨骨嚢腫を疑い,手術を行った.病理組織所見により,舟状骨骨内ガングリオンと診断した.術後7ヵ月の現在,症状は消失し支障なく日常生活を送っている.単純X線像でも嚢腫病変は消失し,再発を認めていない
©Nankodo Co., Ltd., 2004