発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261963
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39歳男.サッカー中に右膝を捻り受傷した.疼痛,腫脹が増強し,ロッキング症状を起こすようになった.単純X線で内側関節裂隙の狭小化,骨棘形成,顆間隆起の骨棘形成を認めた.また,関節鏡所見より外側輪状半月板と診断した.内側半月板および外側輪状半月板の断裂部は部分切除術を行い,外側輪状半月板の内側部は縦断裂がみられたため,前後で切離した.術後ロッキング症状は消失し,可動域は-10度~130度と改善したが,右膝内側および外側関節裂隙の軽度圧痛は続いている
©Nankodo Co., Ltd., 2004