発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261956
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大学病院,関連施設で治療した急性大腿骨頭すべり症不安定型7例7関節を対象に,1年以上経過した症例の治療成績について検討した.入院時,術後のPTAは各31°~70°,13°~34°で,徒手整復により平均13~34°の改善が得られた.健側のPTAは3°~22°で,計算上は9°の整復不足となる.しかし,骨幹端と骨端は多くの症例で良好に整復され,健側と比較した整復不足には骨幹端の慢性的変形の要素が含まれていると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2004