発行日 2002年6月1日
Published Date 2002/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002220811
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過去6年間に治療を行った大腿骨頭すべり症12例の成績を報告した.スクリュー固定を行った7例中4例は良好なリモデリングが得られた.Southwick法を行った4例中3例に1cm以内の下肢短縮,2例に軽度の股関節可動域制限が生じた.12例中,初発症状出現時に他院を受診したが適切な診断がされず,自施設初診迄にすべりの増強をきたしたものが4例あった.これらの臨床経過を紹介し,画像所見の重要性について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2002