発行日 2002年5月1日
Published Date 2002/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002220809
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健側の予防的ピンニングを行わなかった大腿骨頭すべり症手術例8例(男児6例・女児2例,8~13歳)を対象に,予防的ピンニングの必要性を検討した.検討項目としては,性別,初診時年齢,発症形式,肥満の有無,全身疾患の有無,初診時すべり角,健側の経過の7項目とした.全例,反対側にすべりを生じることはなく,全身疾患のない思春期の大腿骨頭すべり症に対しては,注意深い経過観察を行えば,必ずしも,予防的ピンニングが必要でないと思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2002