発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004156782
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不安定型上腕骨近位端骨折に対するLHSPを用いたcondylar stabilizing法の治療成績について検討した.術後3ヵ月以上経過した5例(男2例,54~88歳)に対し,翌日より可動域訓練を開始し,痛みに応じて自動挙上も行い,その治療成績をJOAスコアを用いて評価した.また,70歳以上の女性3例の術後可動域の推移をプレート固定の中年女性例と比較した.最終評価時のJOAスコアは平均83点であった.3例は初期整復位を失うことなく,術後3ヵ月までに骨癒合した.高齢女性3例の術後ROMの推移は,通常のプレート固定を行った中年女性例とほぼ同じであった
©Nankodo Co., Ltd., 2003