発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004155470
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症例は46歳男,バイクで転倒し左足関節に開放骨折を負った.X線検査で左外果は脛腓関節の遠位より欠損していた.治療は腸骨移植による外果再建術と,短腓骨筋腱を用いた足関節外側靱帯再建術を行った.術後2年の時点で,足関節の可動域制限を認めるものの関節不安定性はなく,X線像上も関節症性変化は認めていない.問題点として術後1年6ヵ月の時点で移植骨片の骨吸収像を認めており,注意深い経過観察が必要と考えている
©Nankodo Co., Ltd., 2004