発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004155465
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以前外反骨切りを受けた変形性股関節症2例の人工股関節全置換術に際して変形位置の詳細な検討を行い,変形の頂点が小転子より遠位にあった症例1には骨切りを併用,頂点が小転子より近位の症例2には骨切りを併用せず,2例とも良好な結果が得られた.もし症例1に対して骨切りを行わず,小転子の遠位部まで骨切除し大腿骨コンポーネントを挿入していれば,骨切り部で生じる偽関節の心配がない反面,骨切除量が多く脚長補正が困難となっていたと考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2004