発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004071681
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人工股関節全置換術(TKA)後に弛みを認めなかった症例において,運動などの活動性を調査し,筋力との関係を検討した.術後1年以上経過した48例62膝を対象にし,平均67.7歳であった.変形性膝関節症38例47膝,関節リウマチ10例15膝であり,運動群は術前が9例,術後は22例であった.非運動群は26例であり,両群においてJOAスコアを用いて比較した.術後のJOAスコアでは運動群51.1±8.3点,非運動群44.6±7.7点であり,有意差を認めた.術後の可動範囲は運動群平均109.5°,非運動群平均104.3°であった.また,患者の満足度は運動群で高く有意差を認めた
©Nankodo Co., Ltd., 2003