発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003308692
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1997年3月から2002年6月迄に肩甲骨烏口突起骨折を8例経験し,観血的治療を行った.男性7例,女性1例で受傷機転は交通事故4例,転落4例であり,骨折部位は末梢,基部,関節窩の三つに分類できた.平均経過観察期間は25ヵ月であった.治療は全例で4.0mm中空ラグスクリューを用いた内固定を行った.8例とも骨癒合が得られ,腱板の広範囲断裂があった2例を除いて,肩関節の可動域も良好に回復した
©Nankodo Co., Ltd., 2003