発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003308693
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上腕近位端粉砕骨折のうち,単純X線像及びCTで大結節・小結節の骨折と転位を認め,両者の整復固定を要した4-part骨折の4例の観血的整復固定術を行い良好な結果が得られた.4-part骨折が3例,4-part脱臼骨折が1例であり,右肩3例,左肩1例,年齢は平均42.3歳,術後経過観察期間は平均26.0ヵ月であった.4-part骨折に対するwiring plate固定法は,良好な整復位での十分な固定性が得られる優れた手術法であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2003