発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003165680
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鎖骨遠位端骨折55例をCraigの分類を参考に新しいtypeを考案して治療法について検討した.type Iは高齢者で骨癒合に長期を有する例が存在したが成績に差はなく,保存的治療が適応である.type IIbは肩鎖関節を固定しないKW固定やTBでよい成績が得られた.type II+III,Vなどの粉砕小骨片を有する骨折では固定性を得る為にスクリュー固定やBosworth法,プレート固定法などが適応となる.type VIは不安定で手術的治療が必要であり,その判定にはCTが有用であった
©Nankodo Co., Ltd., 2003