発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003025907
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症例1は13歳男児.主訴は左肘関節痛である.初診時単純X線正面像では,骨端線損傷で,側面像で,内側上顆の前方転位が認められた.手術は内側進入で骨折部を展開し,Kirschner鋼線2本による整復固定を行った.症例2は15歳男児.主訴は右肘関節痛である.初診時単純X線正面像で内側上顆骨端線損傷を認め,側面像で,内側上顆の前方転位を認めた.手術は症例1同様,Kirschner鋼線2本による内固定を行った.術後3ヵ月の現在2例共に骨癒合は良好で可動域制限もなく経過良好である
©Nankodo Co., Ltd., 2002