発行日 2002年2月1日
Published Date 2002/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002135351
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Morrey分類type III,IVの橈骨頭・頸部骨折に対して観血的整復固定術を施行した12例を対象とした.内訳は男7例,女5例,右5例,左7例で受傷時年齢は19~72(平均43.8)歳,受傷から手術迄の期間は6~26(平均11.6)日で,経過観察期間は3~36(平均19.4)カ月であった.Morrey分類type IV,高齢者,合併損傷のあるものは成績が安定しなかった.できる限り強固な内固定を行い,早期に可動域訓練を行うことで,よりよい手術成績が得られる可能性があると考察した.固定法は確立されていないが,プレートを積極的に使用することが望ましいと思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2002