発行日 2002年1月1日
Published Date 2002/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002129283
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骨粗鬆症の上腕骨近位端骨折に対して骨セメントを用いた骨接合術を施行した11例を対象とした.受傷機転は転倒9例,転落2例であり,術後経過観察期間は10ヵ月~5年であった.2part骨折に対しては術後早期の除痛,十分な可動域獲得,確実な骨癒合が得られ,合併症の危険も少ない安全で優れた方法であると思われた.3part骨折では解剖学的整復が得られれば良好な結果が期待できた.4part骨折では合併症が多くすすめられる方法でないと考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002