発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002093291
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椎間板変性疾患による腰痛・下肢痛症例において,椎間板の形態学的な病態,特に後方突出の有無により痛みの知覚部位に差があるかどうかを145例(男性80例,女性65例)を対象に検討した.MR画像所見と疼痛部位との関連を,腰下肢領域における疼痛出現率と疼痛分布パターンから分析した結果,椎間板障害例と椎間板ヘルニア例との比較では,下腿後部において椎間板ヘルニア群における疼痛出現率が有意に高かったが,他領域では有意差は認められなかった.また疼痛分布パターンでも,その有意差は認められなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2001