発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002080811
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
骨付き膝蓋腱(BTB)を用い,in-side-OUT法により膝十字靭帯(ACL)再建術を行ったACL単独損傷36例36膝(男11例,女25例)を対象に,再建術後の経時的な筋力の回復経過について調査し,回復に影響をおよぼす因子について検討した.その結果,大腿四頭筋筋力の経時的な回復はハムストリングに比べて緩やかで,また年齢や術後の脛骨前方移動量や活動性レベルについては,再建術後の筋力回復には影響を与えておらず,女性は男性に比べ術後の筋力回復が遅れる傾向があるものの,有意差はないことがわかった
©Nankodo Co., Ltd., 2001