発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002085690
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21歳男性.Th1棘突起に発生した骨軟骨腫を経験した.患者は後頸部腫瘤を主訴としたが,腫瘤の増大が認められたため摘出術を行った.病理組織所見において腫瘍は2×3.5cm大の骨性で,軟骨帽を有する骨組織であった.軟骨細胞や骨組織に異型性が認められなかったことから,骨軟骨腫と診断したが,術後再発はないものの悪性化する恐れがあり,経過観察が必要であると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2001