発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002064820
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痙性対麻痺が出現し始めた3椎間以上に及ぶ胸椎椎間板ヘルニア4例に対して,前側方アプローチにより前方除圧固定術を行った.術後成績は全例良好であった.椎間板ヘルニアのレベルは全例とも胸椎の中下位に集中し,連続することが多かった.前側方アプローチにより開胸後,顕微鏡を使用して椎間板の切除,十分な脊髄の除圧及び椎体間の骨移植が可能であった.又,インストゥルメンテーションの併用症例では,早期から離床や排痰訓練が可能であった
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