発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002032175
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64歳男.固形物の嚥下に違和感を自覚し徐々に増強し,頸部前屈時に呼吸苦が出現した為受診した.画像所見及び呼吸機能検査により強直性脊椎骨増殖症による錐体全面の骨化巣が嚥下及び呼吸障害を誘発したと診断し,手術を施行した.手術翌日より嚥下障害,呼吸苦共に消失した.術後約12ヵ月の現在まで経過は良好である.単純X線像,単純CTでは骨化巣は切除されており,食道造影及び咽頭ファイバースコープにより通過障害の消失が確認された
©Nankodo Co., Ltd., 2001