発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001185724
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症例は57歳女性で左股関節痛を主訴とした.54歳時に誘因なく労作時に左股関節に痛みが出現し症状が増悪した.変形性股関節症の診断で保存的治療を受けたが症状の改善を認めなかった.X線で進行期の変形性股関節関節症変化を認めた.大腿骨内反骨切り術および臼蓋縁切除術を実施した.術後3ヵ月で退院となったが術後2ヵ月を過ぎても仮骨形成を認めず遷延治癒と判断し骨癒合の徴候を認めないため骨移植併用の再手術も考慮したが患者の希望で保存的治療の一環として超音波刺激装置の使用を開始した
©Nankodo Co., Ltd., 2001