直腸癌局所再発に対する治療
直腸癌局所再発に対する集学的治療 根治的化学放射線療法から緩和照射まで
橋本 弥一郎
1
,
唐澤 久美子
1東京女子医科大学 放射線腫瘍学
キーワード:
緩和ケア
,
腫瘍再発
,
直腸腫瘍
,
発生率
,
放射線障害
,
治療用放射線量
,
放射線療法
,
癌性疼痛
,
放射線化学療法
Keyword:
Cancer Pain
,
Palliative Care
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Radiotherapy Dosage
,
Radiotherapy
,
Radiation Injuries
,
Rectal Neoplasms
,
Incidence
,
Chemoradiotherapy
pp.1493-1496
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017034891
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直腸癌の局所再発時の症状として,主に疼痛,腫瘍出血,腫瘍の圧迫による通過障害,神経症状などがあげられる.これらの症状は患者の生活の質(quality of life:QOL)を著しく損なうため,症状緩和が得られる放射線治療の意義は大きい.直腸癌の局所再発に対するX線による放射線治療は,適応可能な症例の範囲が広く,多くの局面で集学的治療の一翼を担っている.
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