IPMNとIPNB
IPMN診療ガイドラインについて 新旧の比較を含めて手術適応中心に
森 泰寿
1
,
宮坂 義浩
,
大塚 隆生
,
仲田 興平
,
大内田 研宙
,
真鍋 達也
,
永井 英司
,
中村 雅史
1九州大学 臨床・腫瘍外科
キーワード:
腫瘍-多発性原発
,
膵切除
,
膵臓腫瘍
,
膵頭十二指腸切除
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
膵管内乳頭腫瘍
Keyword:
Algorithms
,
Neoplasms, Multiple Primary
,
Pancreatectomy
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreaticoduodenectomy
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1141-1144
発行日 2016年11月1日
Published Date 2016/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017032228
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膵管内乳頭粘液性腫瘍(intraductal papillary mucinous neoplasm:IPMN)は,2006年に国際診療ガイドライン初版が刊行され,2012年には多くのエビデンスに基づいた改訂が行われ,その疾患概念は臨床において広く認知されてきている.本稿では,IPMNの手術適応を中心に新旧ガイドラインを比較しながら概説し,さらに現状の問題点と今後の検討課題についても言及した.
©Nankodo Co., Ltd., 2016