発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016152980
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64歳女。巨大肝嚢胞に対するminocycline注入療法施行7ヵ月後に突然腹痛が出現し、精査加療目的に当科入院となった。造影CTにて肝右葉に直径17cm大の巨大嚢胞を認め、背側に造影剤の漏出を認めたことから、肝嚢胞破裂と診断し緊急腹腔鏡下肝嚢胞開窓術を施行した。術後経過は良好で、術後6日目に退院となった。術後1ヵ月のCTでは肝嚢胞の縮小がみられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2016