食道胃接合部癌のすべて
食道胃接合部の新しい定義
大倉 康男
1
1杏林大学 病理学
キーワード:
Barrett食道
,
X線診断
,
胃鏡法
,
胃腫瘍
,
食道胃接合部
,
食道鏡法
,
食道腫瘍
,
腺癌
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Barrett Esophagus
,
Esophageal Neoplasms
,
Esophagogastric Junction
,
Esophagoscopy
,
Gastroscopy
,
Radiography
,
Stomach Neoplasms
pp.377-382
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015188084
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食道胃接合部癌の定義としては,Siewertの分類と西の分類が用いられることが多いが,いずれも食道胃接合部の定義が明確ではない.食道胃接合部の定義は『食道癌取扱い規約』(第10版)で明文化されたが,筋層による決定がむずかしいことから,日本胃癌学会,日本食道学会合同のワーキンググループによる検討が行われ,2013年に新しい診断基準が作成されている.その基準ならびに食道胃接合部癌の定義について解説した.
©Nankodo Co., Ltd., 2015