食道胃接合部癌のすべて
食道胃接合部癌の内視鏡下手術
大幸 宏幸
1
,
藤田 武郎
,
眞柳 修平
,
金森 淳
,
岡田 尚也
,
佐藤 琢爾
1国立がん研究センター東病院 食道外科
キーワード:
胃鏡法
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
縦隔腫瘍
,
リンパ行性転移
,
食道胃接合部
,
食道鏡法
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
心膜
,
膵臓腫瘍
,
腺癌
,
反回神経
,
リンパ節郭清
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Esophageal Neoplasms
,
Esophagogastric Junction
,
Esophagoscopy
,
Gastrectomy
,
Gastroscopy
,
Mediastinal Neoplasms
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pericardium
,
Stomach Neoplasms
,
Recurrent Laryngeal Nerve
,
Esophagectomy
pp.413-422
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015188091
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頸胸境界部や食道胃接合部など境界部に発生する癌は,頻度が低いうえ境界線を境に双方の癌腫の特徴を有しているため,診断と治療方針の確立が困難である.食道胃接合部癌は欧米を中心に治療成績が先行し報告されているが,本邦における手術を中心とした集学的治療法の確立が必要である.当院では,食道に主座をおく癌腫は組織型に関係なく3領域郭清を行い,リンパ節転移状況を調査してきた.当院で行っている食道胃接合部癌に対する胸腔鏡による食道切除と腹腔鏡による大動脈周囲リンパ節郭清を含めた胃管再建術を解説する.
©Nankodo Co., Ltd., 2015