肝癌治療のエビデンスとガイドライン
肝癌診療ガイドライン 世界の現況
宋 培培
1
,
長谷川 潔
,
稲垣 善則
,
唐 偉
,
國土 典宏
1東京大学 肝胆膵外科・人工臓器移植外科
キーワード:
画像診断
,
肝細胞癌
,
血清学的検査
,
組織学的技法
,
EBM
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
アジア
,
アメリカ
,
中国
,
日本
,
ヨーロッパ
Keyword:
Algorithms
,
Asia
,
China
,
Diagnostic Imaging
,
Europe
,
Histological Techniques
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Japan
,
Serologic Tests
,
United States
,
Practice Guidelines as Topic
,
Evidence-Based Medicine
pp.829-833
発行日 2014年8月1日
Published Date 2014/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014279927
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肝細胞癌に対する最善の医療を標準化することを目的として,科学的根拠に基づく診療ガイドラインが多くの国や地域で構築されている.これまでに報告された17件の肝細胞癌診療ガイドラインを比較した結果,優れたガイドラインの構築には適切なevidence-based medi-cine(EBM)手法に基づく最新の科学的知見の導入が必要と思われた.特に肝細胞癌の好発地域である東アジア諸国では,適切な推奨診療を提供するため,エビデンスの系統的評価を介したガイドラインの作成が必要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2014