膵癌update 2012
治療 膵癌治療ガイドライン
羽鳥 隆
1
,
君島 映
,
大島 奈々
,
山本 雅一
1東京女子医科大学 消化器外科
キーワード:
抗腫瘍剤
,
腫瘍多剤併用療法
,
膵切除
,
膵臓腫瘍
,
アジュバント化学療法
,
診療ガイドライン
,
アメリカ
,
日本
,
ヨーロッパ
,
放射線化学療法
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Europe
,
Japan
,
Pancreatectomy
,
Pancreatic Neoplasms
,
United States
,
Practice Guidelines as Topic
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Chemoradiotherapy
pp.501-507
発行日 2012年5月1日
Published Date 2012/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012223262
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膵癌治療に関するガイドラインについて、本邦のガイドラインをNational Comprehensive Cancer Network(NCCN)ガイドライン、European Society for Medical Oncology(ESMO)ガイドラインと比較しながら紹介した。本邦ガイドラインの特徴は、clinical question(CQ)を設定し、それぞれのCQに答えるかたちで作成され、Stage分類は『膵癌取扱い規約』を用いていることである。一方、NCCNガイドラインは診断法や治療法がフローチャート形式で記載され、borderline resectableといった切除適応基準を設定し、細かく治療方針を規定している。また、ESMOガイドラインはUnion for International Cancer Control(UICC)分類を用いてエビデンスの要点のみを記載している。
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