骨盤臓器脱診断・治療のすべて
直腸瘤の手術
牛島 正貴
1
,
荒木 靖三
1大腸肛門病センターくるめ病院
キーワード:
肛門部
,
術後合併症
,
消化器外科
,
腟
,
直腸瘤
,
排便造影
Keyword:
Anal Canal
,
Postoperative Complications
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Vagina
,
Defecography
,
Rectocele
pp.592-596
発行日 2014年6月1日
Published Date 2014/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014215139
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直腸瘤は直腸前壁が腟側に突出した形態異常で,便秘,残便感,肛門痛,脱出,狭窄感などさまざまな症状を認める.直腸指診や排便造影で形態学的異常を診断し,患者の訴えを引き起こす病態を診断,治療することが重要である.治療法は,排便障害に対して薬物療法,食事療法,バイオフィードバック療法,手術方法には,経腟的手術,経肛門的手術,経会陰的手術,経腹的手術などが行われる.
©Nankodo Co., Ltd., 2014