発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013159087
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29歳男性。右下腹部痛を主訴に救急外来受診となった。血液検査では炎症反応の高値が認められ、腹部造影CT所見より蜂窩織炎性の急性虫垂炎と診断された。だが、治療にあたってはBMI 46.2と高度肥満を呈したため開腹術が困難と考え、腹腔鏡下虫垂切除術が施行された。その結果、術後経過は良好で、重篤な合併症も認めず、患者は術後第7病日目に軽快退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012