最新のヘルニア手術-アプローチから修復まで
鼠径部ヘルニア 鼠径ヘルニア メッシュを用いた修復 Mesh plug法
横山 隆秀
1
,
宮川 眞一
1信州大学 消化器外科
キーワード:
外科用メッシュ
,
鼠径ヘルニア
,
麻酔
,
ヘルニア縫合術
Keyword:
Anesthesia
,
Hernia, Inguinal
,
Surgical Mesh
,
Herniorrhaphy
pp.613-616
発行日 2012年6月1日
Published Date 2012/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012281378
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本邦において、mesh plug法はもっとも多く行われている術式である。当科での適応と手術手技について解説する。Mesh Plug法においてもっとも重要な点は、内鼠径輪での横筋筋膜の全周切開を確実に行い、プラグを確実に腹膜前腔に挿入することである。また、前方アプローチでは、腸骨下腹神経と腸骨鼠径神経を確実に視認し、温存または結紮切離することが重要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012