最新のヘルニア手術-アプローチから修復まで
鼠径部ヘルニア 鼠径ヘルニア メッシュを用いた修復 Kugel法
秋山 一郎
1
,
内藤 稔
1国立病院岡山医療センター 消化器外科
キーワード:
外科用メッシュ
,
鼠径ヘルニア
,
浸潤麻酔
,
ヘルニア縫合術
Keyword:
Anesthesia, Local
,
Hernia, Inguinal
,
Surgical Mesh
,
Herniorrhaphy
pp.617-621
発行日 2012年6月1日
Published Date 2012/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012281379
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Kugel法は腹腔側からヘルニア門にパッチをあてるunderlay法という点で、腹腔鏡下修復法と同じコンセプトに基づいた合理的な手技である。腹腔鏡下手術と併せて学ぶことで解剖の理解が深まり、より安心感のある手術が可能となるであろう。とっつきにくく敬遠されがちであった原法よりも、従来のmesh plug法と共通する手技の多いダイレクト法をまずはマスターしていただきたい。
©Nankodo Co., Ltd., 2012